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DevOps 2026-04-08

可観測性(Observability)

システムの内部状態を外部から観察できる能力。メトリクス・ログ・トレースの3本柱で構成され、複雑な分散システムの問題を効率的に特定・解決するための基盤となる。

可観測性(Observability)とは?

可観測性(Observability、オブザーバビリティ)は、システムの内部状態を外部から観察・理解できる能力です。制御工学からの概念で、近年マイクロサービス・クラウドネイティブシステムの複雑化に伴い、SREやDevOpsの文脈で重要視されています。

可観測性の3本柱

柱説明ツール例
メトリクス時系列の数値データ(CPU・レイテンシ・エラーレート)Prometheus, Datadog
ログ時刻付きのイベント記録(構造化ログが理想)Elasticsearch, Loki
トレースリクエストの処理経路の追跡(分散トレーシング)Jaeger, Zipkin, Tempo

最近は「プロファイリング」を第4の柱と呼ぶことも増えています。

モニタリングとの違い

項目モニタリング可観測性
質問「壊れているか?」「なぜ壊れているか?」
アプローチ既知の問題を検知未知の問題も調査できる
手段アラートと閾値データの自由な探索

OpenTelemetry

OpenTelemetry(OTel)は、メトリクス・ログ・トレースを収集するためのオープンスタンダードです。ベンダー非依存でSDKが提供されており、将来的にツールを変更しても計装コードを書き直さずに済みます。

SLO・SLA・SLI

  • SLI(Service Level Indicator): 計測する指標(例: 可用性)
  • SLO(Service Level Objective): 目標値(例: 99.9%)
  • SLA(Service Level Agreement): 顧客との合意(例: 99.5%)

まとめ

可観測性はマイクロサービスの複雑さが増すにつれて不可欠な基盤です。OpenTelemetryで計装しておくことで、将来どのバックエンドに移行してもデータを活用できます。

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