IT用語: NFS(ネットワークファイルシステム)とは|ネットワーク越しの共有ストレージ
複数のLinuxサーバーからネットワーク越しに同じディレクトリをマウントできるNFSの仕組みとAWS EFSを解説。
NFS(Network File System)とは
NFS(ネットワークファイルシステム)は、Sunが1984年に開発したネットワーク経由でファイルシステムを共有するプロトコルです。NFSサーバーが提供するディレクトリを、クライアントのLinuxサーバーがローカルディスクのようにマウントして利用できます。複数サーバーが同じファイルを共有する用途(CMSのアップロードファイル共有・大規模バッチ処理の共有データ置き場等)に使われます。
NFSの基本設定
# NFSサーバー側(/etc/exports)
/shared 10.0.0.0/24(rw,sync,no_root_squash)
# NFSクライアント側(マウント)
mount -t nfs 10.0.1.100:/shared /mnt/nfs
# /etc/fstabに書いてOS起動時に自動マウント
10.0.1.100:/shared /mnt/nfs nfs defaults 0 0
NFSのバージョン
| バージョン | 特徴 |
|---|---|
| NFSv3 | 非ステートフル・UDP/TCP |
| NFSv4 | ステートフル・TCP必須・ACL・Kerberos認証 |
| NFSv4.1 | 並列NFS(pNFS)・セッション |
AWS EFS(Elastic File System)
AWSのマネージドNFSサービスです。複数のEC2インスタンスやECSタスクから同時マウントでき、ストレージ容量は自動拡張(課金もGB使用量ベース)。マルチAZ対応で高可用性を持ちます。
# EFSのマウント(NFSv4.1)
mount -t nfs4 -o nfsvers=4.1 \
fs-xxxxxxxx.efs.ap-northeast-1.amazonaws.com:/ /mnt/efs 関連する用語 (インフラ)
全16件を見るIT用語: 踏み台サーバー(Bastionホスト)とは|プライベートサーバーへの安全な入口
インターネットからプライベートネットワーク内のサーバーに安全にSSHアクセスするための踏み台サーバーの仕組みを解説。
冗長化 (Redundancy)
システムの一部が故障しても全体が停止しないように、あらかじめ予備の機材や回線を用意しておくこと。
IT用語: Apache HTTP Serverとは|世界最古・最広普及のWebサーバー
PHPとの相性が良く.htaccessで柔軟な設定が可能なApache HTTP Serverの仕組みとNginxとの違いを解説。
IT用語: ロードバランサーとは|複数サーバーへのトラフィック分散の仕組み
アクセスを複数のサーバーに振り分けて可用性とスケーラビリティを高めるロードバランサーの仕組みと種類を解説。
仮想化 (Virtualization)
1台の物理的なコンピュータの中に、ソフトウェアの力で「複数の架空のコンピュータ(仮想マシン)」を作り出す技術。
オンプレミス (On-premises)
企業が自社内にサーバーなどの機器を設置し、自前でシステムを運用・管理する形態。