ITコマンド: ping とは
「ネットワークが繋がらない」時の初動調査、pingコマンドの仕組みと見方を解説。
ping(ピング/ピン)コマンドとは
ネットワーク上の特定のサーバーやPCに対して、「もしもし、起きてますか?」という短い挨拶メッセージ(ICMPエコー要求)を投げ、相手から「はい、起きてますよ!」という返事(ICMPエコー応答)が返ってくるかを確認するためのコマンドです。
インフラエンジニアやITサポートにとって、「ネットワーク障害対応の第一歩」 となる最も重要なツールです。
pingコマンドの使い方と見方
WindowsのコマンドプロンプトやMac/Linuxのターミナルで以下のように入力します。
# GoogleのDNSサーバーへ生存確認
ping 8.8.8.8
# 自社のサーバーへ生存確認
ping www.example.com
正常な場合の応答(Reply)
Reply from 8.8.8.8: bytes=32 time=5ms TTL=118
→ 相手から返事があり、往復に5ミリ秒かかったことを示します。ネットワークは正常です。
異常な場合の応答
- Request timed out (要求がタイムアウトしました) 相手(または自分)がネットワークから切断されている、サーバーが落ちている、あるいは相手のファイアウォールがpingの返事(ICMP)を無視する設定になっています。(Windows Serverなどはデフォルトでpingを無視します)。
- Destination host unreachable (宛先ホストに到達できません) そもそも相手のネットワーク(住所のある町)までたどり着くための道(ルーティング)が見つからなかったことを示します。
豆知識:
pingという名前は、潜水艦が敵を探るために発する音波探知機(ソナー)の「ピンッ」という音に由来しています。
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