ネットワーク用語辞典 2026-04-07
ロードバランサー(負荷分散装置)
複数のサーバーにトラフィックを分散させる装置またはソフトウェア。可用性・スケーラビリティの向上に不可欠なインフラコンポーネント。
ロードバランサーとは?
ロードバランサー(Load Balancer)は、クライアントからのリクエストを複数のサーバーに分散させる仕組みです。単一サーバーへの集中を防ぎ、高可用性とスケーラビリティを実現します。
L4 vs L7 ロードバランサー
| 種類 | 動作レイヤー | 振り分け基準 | 用途 |
|---|---|---|---|
| L4 | トランスポート層 | IPアドレス・ポート番号 | 高速な汎用負荷分散 |
| L7 | アプリケーション層 | URL・ヘッダー・Cookie | パスベースルーティング・SSL終端 |
主な振り分けアルゴリズム
- ラウンドロビン: 順番に均等に割り振る(最もシンプル)
- 最小接続数: 接続数が最も少ないサーバーへ
- IPハッシュ: 同一クライアントを同一サーバーへ(セッション維持)
- 加重ラウンドロビン: スペックに応じた重み付き分散
クラウドサービスの例
| サービス | 製品名 |
|---|---|
| AWS | ALB(L7)/ NLB(L4) |
| GCP | Cloud Load Balancing |
| Azure | Azure Load Balancer / Application Gateway |
| オンプレ | NGINX / HAProxy / F5 |
まとめ
ロードバランサーはWebシステムの可用性確保に不可欠です。ヘルスチェック機能で障害サーバーを自動的に切り離すため、「1台が落ちてもサービスが継続する」構成を実現できます。
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