ネットワーク用語辞典 2026-04-08
NAT(ネットワークアドレス変換)
プライベートIPアドレスとパブリックIPアドレスを相互に変換する技術。IPv4アドレスの枯渇を緩和し、宅内機器が1つのグローバルIPで同時にインターネットに接続できる。
NAT(Network Address Translation)とは?
NATは、ルーターがプライベートIPアドレスとパブリック(グローバル)IPアドレスを相互変換する技術です。家庭や企業内の複数デバイスが、1つのグローバルIPアドレスを共有してインターネットに接続できます。
NATの種類
| 種類 | 説明 |
|---|---|
| 静的NAT | プライベートIPとグローバルIPを1対1で固定マッピング |
| 動的NAT | グローバルIPのプールから動的に割り当て |
| NAPT(IPマスカレード) | ポート番号も変換して多対1のマッピングを実現(最も一般的) |
NAPTの動作例
| 内部デバイス | 変換後(グローバルIP:ポート) |
|---|---|
| 192.168.1.10:12345 | 203.0.113.1:50001 |
| 192.168.1.11:12345 | 203.0.113.1:50002 |
| 192.168.1.12:80 | 203.0.113.1:50003 |
NATの用途
- 家庭用ルーター: NAPTで複数デバイスを1回線で共有
- クラウド: AWSのNATゲートウェイでプライベートサブネットからの外部アクセスを許可
- ファイアウォール: 内部IPを隠してセキュリティを向上
まとめ
NATはIPv4アドレス枯渇の応急処置として普及しました。IPv6が普及すれば原理的には不要になりますが、現在も広く使われています。
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