IT用語: NAT(ネットワークアドレス変換)とは
プライベートIPとグローバルIPを変換するNATの仕組みと、なぜ自宅LANで使われているのかを解説。
NAT(Network Address Translation)とは
NAT(ナット)は、プライベートIPアドレス(例: 192.168.1.10)とグローバルIPアドレス(インターネット上の住所)を相互に変換する技術です。自宅や会社のルーターが自動的に行っており、複数の機器が1つのグローバルIPでインターネットを共有できます。
なぜNATが必要なのか?
IPv4アドレスは世界で約43億個しかなく、すべての機器に個別のグローバルIPを割り当てることはできません。NATにより「家の中(LAN)ではプライベートIPで通信し、外に出るときだけグローバルIPに変換する」という仕組みで、アドレス枯渇問題を回避しています。
NATとNAPT(PAT)の違い
一般的に家庭用ルーターが行うのは**NAPT(IPマスカレード)**と呼ばれる拡張版で、IPアドレスだけでなくポート番号も変換します。これにより複数の端末が同じグローバルIPを使い分けることができます。クラウド環境(AWS VPCのNATゲートウェイ等)でも同様の仕組みが使われています。
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