IT用語: デフォルトゲートウェイ とは
自分とは違うネットワーク(インターネット等)へ通信する際の「出口(関所)」の役割を解説。
デフォルトゲートウェイ(Default Gateway)とは
PCやサーバーが、「自分と同じネットワーク(LAN)にいない相手」と通信する際に、とりあえず荷物を投げる先の出口(関所) のことです。
一般家庭では「Wi-Fiルーター」がこれに該当し、企業のネットワークでは「L3スイッチ(コアルーター)やファイアウォール装置」がこの役割を担います。
なぜデフォルトゲートウェイが必要なのか?
IPアドレスとサブネットマスクの計算(例:当サイトの計算機)によって導き出された「自分のネットワーク範囲(例:192.168.1.1 〜 192.168.1.254)」の中にいる相手とは、スイッチボード(Hub)経由で直接通信が可能です。
しかし、相手が「Googleのサーバー(8.8.8.8)」のように全く違うネットワークにいる場合、PCはどこにデータを送ればいいか分かりません。この時、「よく分からないけど、とりあえず一番外側のルーター(ゲートウェイ)に預ければ、あとはあの人が道案内して届けてくれるだろう」というルールで通信を投げます。
代表的なトラブル
「社内のファイルサーバーには繋がるのに、インターネットが見られない」
上記の症状の場合、自分のIPアドレスとサブネットマスクは正しく設定されているものの、デフォルトゲートウェイの設定が空欄になっている、あるいは間違ったルーターのIPアドレスが設定されている可能性が極めて高いです。
通常、デフォルトゲートウェイのIPアドレスには、ネットワーク範囲の「1番(例:192.168.1.1)」や「最後(例:192.168.1.254)」が慣例的に割り当てられます。
関連する用語 (ネットワーク用語辞典)
全37件を見るDNSレコード種別(A・CNAME・MX・TXT等)
ドメイン名と各種情報を対応付けるDNSのレコード形式。Aレコード(IPアドレス)・CNAMEレコード(別名)・MXレコード(メールサーバー)・TXTレコード(任意テキスト)などがある。
ポート番号: 443 (HTTPS) とは
安全なWeb閲覧を支えるポート443とHTTPS通信、SSL/TLS証明書の役割について。
DHCP(動的ホスト構成プロトコル)
ネットワーク内のデバイスにIPアドレス・サブネットマスク・デフォルトゲートウェイ等を自動割り当てするプロトコル。手動設定の手間を省く。
IT用語: OSPF(最短経路優先プロトコル)とは
LAN内のルーター間でリンク状態を共有し最短経路を自動計算するOSPFの仕組みを解説。
ポート番号: 80 (HTTP) とは
誰もが知るWeb通信の基礎、ポート80(HTTP)の役割と、HTTPS(443)へのリダイレクトの仕組み。
IT用語: TCPとUDPの違い|信頼性 vs 速度のトレードオフ
接続確立・再送制御があるTCPと高速だが信頼性のないUDPの違いと使い分けを解説。