IT用語: TCPとUDPの違い|信頼性 vs 速度のトレードオフ
接続確立・再送制御があるTCPと高速だが信頼性のないUDPの違いと使い分けを解説。
TCPとUDPとは
**TCP(Transmission Control Protocol)**は「確実に届けることを保証するプロトコル」です。データを送る前に3回のハンドシェイク(SYN→SYN-ACK→ACK)で接続を確立し、パケットの順序保証・欠落時の再送・フロー制御を行います。Web(HTTP/HTTPS)・メール・ファイル転送に使われます。
**UDP(User Datagram Protocol)**は「確認なしで高速に送るプロトコル」です。接続確立や再送制御がなく、パケットが失われても関知しません。その代わり遅延が極めて小さいため、動画配信・オンラインゲーム・DNS・VoIPに使われます。
どちらを使うべきか?
| ユースケース | プロトコル | 理由 |
|---|---|---|
| Webページ取得 | TCP | データの欠落は許容できない |
| 動画ストリーミング | UDP | 多少欠落しても再生継続の方が重要 |
| DNS名前解決 | UDP | 1パケットで完結、速度優先 |
| ファイルダウンロード | TCP | バイナリの完全性が必須 |
関連する用語 (ネットワーク用語辞典)
全37件を見るIT用語: IPv6とは|IPv4との違いとアドレス枯渇問題
128ビットの新しいIPアドレス規格IPv6の仕組みとIPv4との違い、なぜ移行が必要なのかを解説。
HTTP/2
HTTP/1.1を改善した次世代WebプロトコルでRFC 7540として標準化。ヘッダー圧縮・多重化・サーバープッシュにより、Webページの読み込み速度を大幅に改善する。
NAT(ネットワークアドレス変換)
プライベートIPアドレスとパブリックIPアドレスを相互に変換する技術。IPv4アドレスの枯渇を緩和し、宅内機器が1つのグローバルIPで同時にインターネットに接続できる。
IT用語: ICMP(制御メッセージプロトコル)とは|pingの仕組み
pingやtracerouteの裏側で動くICMPの役割と、ネットワーク診断での使い方を解説。
ポート番号: 3389 (RDP) とリモートワークのリスク
Windowsのリモートデスクトップ接続(RDP)で使用されるポート3389と、絶対にやってはいけない公開設定について。
IT用語: ルーティングとは|スタティックルートとダイナミックルートの違い
パケットをどの経路で転送するかを決めるルーティングの仕組みとルーティングテーブルの読み方を解説。